動画で見る【八戸えんぶり2019のまとめ】 八戸まつりの歴史、日程、写真コンテストを紹介!

国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りである「八戸えんぶり」をご存知ですか?
八戸えんぶりは青森県南地方で行われる伝統行事で、特な道具と楽器を使用して一年の豊作を祈願するお祭りです。
この記事は八戸えんぶり2019の歴史や日程、スケジュール、見どころを動画でまとめています。
目次
八戸えんぶり2019とは?
えんぶり(朳)とは、初春の神事として青森県八戸市一円を中心とする東北各地で広く行われる予祝芸能の一種である。
八戸えんぶりの概要
2月17日の早朝に30組を越える「えんぶり組」が八戸市長者山の長者山新羅神社に詣でた後に同市の商店街で一斉摺りを行い、その後更に近郊農村部を門付けして巡り、20日までの4日間に亘って同市内の各所で演じられる。
現在では観光的要素の大きい行事となっているが、元々は儀礼性の濃い田楽(田植踊)の一種であるとされる。
先端に鳴子板や金輪をつけた「ジャンギ」と呼ばれる棒を持って踊られるが、このジャンギが田植え前に田を均すのに用いる柄振・朳(えぶり)という農具に起源も持つものであるために「えんぶり」と呼ばれるようになったと伝えられる。
八戸えんぶりの歴史
もともとは旧小正月に行われ、明治維新直後「物乞いに似た行為」として当時の県より一時禁止令が発せられたが、明治14年(1881年)に当時の有力者(大澤多門ら)により八戸町内(当時)の長者山新羅神社の神事として復興された。
その後、明治30年(1897年)からは「えんぶり行列」として同神社の相殿神として祀られていた稲荷大神の神輿渡御式も行われるようになり、明治42年(1909年)には伊勢神宮の2月17日の祈年祭に合わせて現行日に改められた[5]。
えんぶりの舞い
農作業に活躍した馬の首を象り鶴や亀等の瑞獣を描いた長大な烏帽子を被った3人から5人の「太夫(たゆう)」という踊り手が、笛と太鼓、手平鉦による囃子と祝言風に田作りの情景を唱う歌に合わせて、首を傾け傾けしつつジャンギを地面に突き立てたり地面を摺るようにして勇壮に踊り、編成は太夫を始め囃子方、唄い手など総勢20~30人から成る。
「摺り始め」「中の摺り」「摺り納め」から構成され、各合間に「松の舞」、「恵比須舞(えびすまい)」、「大黒舞(だいこくまい)」等の祝舞(しゅくまい)や、田植えの様を滑稽に演じる「田植万才」、曲芸風の「金輪切」、厚化粧を施された児童(稚児)による「エンコエンコ」等の余興舞が挿入される。
また、踊りは動きがゆっくりとした「ながえんぶり」と拍子の速い「どうさいえんぶり」に二分されるが、途中で「ごいわい唄」が入り、「神酒いただき」のある「ながえんぶり」が古い型であるという。
また、どうさいえんぶりの烏帽子には、「前髪」というテープ状の房がついている。ながえんぶりの烏帽子には前髪は無く、リーダー「藤九郎(とうくろう)」のものにだけ、ボタンまたはウツギの花がついている。
(引用元:wikipedia)
八戸えんぶり2019の日程・時間・スケジュール
月 日 | 主なイベント | 時 間 | 場 所 |
2月17日 | 奉納摺り | 7:00~ | 長者山新羅神社 |
えんぶり撮影会 | 8:00~9:00 | 〃 | |
えんぶり行列 | 10:00 | 八戸市中心街 | |
一斉摺り | 10:40~11:20 | 〃 | |
参拝 | 行列終了後 | 三八城神社 | |
御前えんぶり | 12:15~ | 市庁前市民広場 | |
えんぶり公演(有料) | 13:00~15:30 | 八戸市公会堂 | |
かがり火えんぶり | 18:00~、19:00~、20:00~ | 市庁前市民広場 | |
お庭えんぶり(有料・要予約) | 16:00~、18:00~、20:00~ | 更上閣 | |
2月18日 | 史跡根城えんぶり撮影会(有料) | 11:00~12:00 | 史跡根場の広場 |
えんぶり公開(有料) | 13:00~15:30 | 八戸市公会堂 | |
かがり火えんぶり | 18:00~、19:30~ | 市庁前市民広場 | |
お庭えんぶり(有料・要予約) | 16:00~、18:00~、20:00~ | 更上閣 | |
2月19日 | 史跡根城えんぶり撮影会(有料) | 11:00~12:00 | 史跡根場の広場 |
えんぶり一般公開 | 13:00~、14:00~ | 市庁前市民広場 | |
かがり火えんぶり | 18:00~、19:00~、20:00~ | 〃 | |
お庭えんぶり(有料) | 16:00~、18:00~、
20:00~ |
更上閣 | |
2月20日 | えんぶり一般公開 | 13:00~、14:00~ | 市庁前市民広場 |
かがり火えんぶり | 18:00~、19:00~、20:00~ | 〃 | |
お庭えんぶり(有料) | 16:00~、18:00~、20:00~ | 更上閣 |
八戸えんぶり2019の見どころイベント
奉納摺り
日程:2月17日
会場:長者山新羅神社
30人以上のえんぶり組が早朝に長者山新羅神社に集まり、本殿の前でえんぶりの摺りが奉納されます。
えんぶり組とは、1組20~30人で親方、太夫、舞子、お囃子で構成されていて、八戸市以外にも3組存在し、一部の小学校や中学校が参加する「子供えんぶり組」も存在します。
一斉摺り
日程:2月17日
会場:八戸市中心街
長者山新羅神社にて奉納摺りを終えると、各えんぶり組は八戸市街地を、行列を組んで練り歩きます。
八戸えんぶりの最大の目玉と言われています!
御前えんぶり
日程:2月17日
会場:八戸市庁前広場
御前えんぶりは、殿様の前で踊ったえんぶりの名残りと言われています。
一般客も観覧できるので、八戸えんぶりをのんびり楽しむことができます。
えんぶり公演
日程:2月17日、18日
会場:八戸市公会堂(有料)
摺りや祝福舞などが八戸市公会堂で有料で行われます。
かがり火えんぶり
日程:2月17日~20日
会場:八戸市庁前広場
期間中、毎日日替わりで数組のえんぶり組が摺りを披露します。
誰でも無料で気軽に観覧できるので、非常におすすめです。
えんぶり一般公開
日時:2月19日、20日
会場:八戸市庁前広場
特設ステージが設置された市庁前広場でえんぶりが舞わます。
史跡根城えんぶり撮影会
日程:2月18日、19日
会場:史跡根城の広場
史跡根城(日本100名城に選出)の本丸主殿前で行われる撮影会です。
お庭えんぶり
日時:2月17日~20日
会場:更上閣
※有料・要予約
明治から大正時代の財閥の邸宅として有名な更上閣の庭園で舞われる「えんぶり」。
アクセス
会場:青森県八戸市中心街
電車の場合
JR八戸線本八戸駅、徒歩10分
まとめ
八戸えんぶりはいかがでしたか?
伝統的なイベントなので、日本の文化を肌で感じることができます!
動画でわかりやすくまとめたので参考にしてみてください!